ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

ヴィースの巡礼教会

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ヴィースの巡礼教会(Wieskirche)はバイエルン州のシュタインガーデンにあるキリスト教教会。地味目な外観とは裏腹に、その内装は一際美しく、ロココ様式に最高傑作と言われる程の息をのむ装飾に圧倒される事だろう。

山中の草原地帯に突然ポツリと現れる教会で、周りには観光客用のお土産やとレストランがあるだけなので、町からは完全に孤立しており、ここに来るには予め交通手段を入念にチェックしておく必要がある。行き方はこちらを参考にしてください

所在地: Wies 12, 86989 Steingaden
電話: +49 8862 932930

バスやタクシーを使って教会に訪れるわけだが、駐車場に着くと地味だが巨大な教会がすぐに目に入る。

ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche
ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

この辺り一帯には草原がただ広がるだけで、町というものは見当たらない。一応駐車場付近にバス停とレストランが2件、お土産屋が2件程あり、有料だが公衆トイレもある。

教会まで歩いて行くと徐々にその大きさが際立つ。無料で中に入る事はできるのだが、ここは観光地ではなく教会なので日曜日の午前中は普通にミサが行われている。ミサの間も中に入る事はできるが、写真を撮るなどの行為はできない。あくまで参拝のために訪れ、厳粛に進行を見守ろう。

ミサの時間を避ければ普通に中に入り写真も自由に撮る事ができる。いざ教会の中へ入ると目を疑うばかりの豪華絢爛の装飾が広がっており圧倒されるだろう。

ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche
ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

ヨーロッパでも最も美しいといわれるロココ様式がこれ。無数の天使の像などが一体一体緻密に作られており、様々な装飾が丁寧に施されている。

ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche
ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

天井を見上げるとそこにも美しい絵画が描かれており、教会と一体となっている様なデザインだ。

ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche
ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

両サイドの祭壇にも手抜きがなくそれぞれに豪華な装飾が施されている。

ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche
ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

これだけの美術品が一点に集中してきらびやかに教会を飾っているのはドイツ広しと言えどここだけだろう。これだけでもわざわざ町から外れたこの教会を訪れる価値があるだろう。

ちなみにこの教会、ユネスコの世界遺産に登録されている。この教会のいきさつは、1738年にシュタインガーデンの修道院で埃をかぶっていた「鞭打たれるキリストの木像」を農家の婦人が貰い受けてきたところから始まる。その木像は牧草地の小さな巡礼堂に安置されたが、ある日そのキリスト像が涙を流したという事で有名になり、多くの巡礼者が訪れる様になったという。それを見たシュタインガーデンの修道院長が小さな巡礼堂の代わりにこの立派なヴィース教会を建てたという事である。

鞭打たれるキリストの木像
鞭打たれるキリストの木像

工事は1746年に始まり、結局1754年に完成した。教会の設計はドミニクス・ツィンマーマンが担当し、彼もこの家で生涯をすごしたという。

さて、ここの観光で見落としがちだが、教会を出て反対側の道をしばらく歩くと道沿いにポツリと小さなモニュメントが現れる。この聖マグヌス像がそれだ。こちら側からもヴィース教会を望む事ができるので、このモニュメントを目指して小道を少し歩きながら牧草地の景色を堪能してみるのもいいだろう。

ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche
ヴィース巡礼教会 ~ Wieskirche

 

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